一般財団法人 瑞陵高校瑞陵会基金 本文へジャンプ
一般財団法人 
瑞陵高校瑞陵会基金は愛知県立瑞陵高等学校同窓会会員の相互親睦扶助を図り、愛知県立瑞陵高等学校の教育活動等の充実向上に寄与することを目的として平成25年に設立された一般財団法人です。

会長挨拶

                           令和6年5月吉日

瑞陵会会員の皆様

 

  

                           瑞陵会会長

                            丸山昌宏

            母校支援のための募金のお願い

 

瑞陵会会員の皆様、日頃、瑞陵会の活動にご理解、ご協力をいただき本当にありがとうございます。

 

私は、このたび佐合広利・前理事長の後任として一般財団法人「瑞陵高校瑞陵会基金」の理事長に就任しました丸山です。瑞陵高校24回卒です。佐合前理事長同様、どうぞよろしくお願いします。

 

まず、4月12日に開催されました瑞陵高校瑞陵会基金理事会・評議員会において、2023年度事業報告書・収支計算書、2024年度事業計画書・収支予算書などが承認されましたことをご報告します。事業計画や予算の内容については、このホームページに記載しておりますので、ご理解のほどお願いします。

 

瑞陵高校瑞陵会基金は、平成25年(2013年)に、瑞陵高校への支援、在校生の教育活動の充実、卒業生の同窓会活動の活性化に寄与することを目的に設立されました。

 

この法人は、毎年実施している瑞陵会活動のための「瑞陵会賛助会費」とは異なり、中長期的事業や特例的で経費が多額な事業に活用する目的で設立された法人です。また、この基金は、学校医であった故廣瀬先輩による海外派遣事業のような母校発展のためのご厚志の受け皿としても活用したいと考えています。

 

この間、歴史的建造物として文化的価値の高い旧講堂「感喜堂」について、瑞陵会から愛知県教育委員会に「感喜堂」保存の陳情書を提出し、これにより耐震補強など建物の改修整備が行われ、保存が実現しました。瑞陵会としては、「感喜堂」の一部スペースに生徒の学習室を整備し、エアコンのリース料金を継続的に支援しています。なお感喜堂は、2021年4月、国登録有形文化財建造物への登録申請手続が行われ、2022年3月、国の文化審議会による文部科学大臣への登録答申を経て、同年6月29日付けで国登録有形文化財登録がなされています。

 

瑞陵高校瑞陵会基金の活動としては、2023年度は、瑞陵高校支援、在校生支援として、感喜堂のエアコンリース料金を負担し、従来から行っている偉業を成し遂げた先輩の顕彰事業として、経済学者で元一橋大学学長の都留重人さんのパネルを制作、掲示しました。

 

今年度は、引き続き、感喜堂のエアコンリース料金を負担するほか、先輩の顕彰事業として、マイクロ波発生装置としてマグネトロンを発明した大阪大学名誉教授、岡部金治郎さんのパネルの制作、さらには散逸の危機にある過去の卒業アルバムの回収、複製や、五中時代の資料など古い文書のデジタル化をはかります。

 

瑞陵高校はいよいよ2027年には創立120周年を迎えます。瑞陵高校、在校生と一緒になって機運を大いに盛り上げていきたいと思います。瑞陵会基金でも、すでに記念事業の検討に着手しました。会員の皆様も、記念事業にふさわしいアイデアがありましたらぜひ、ご意見をお寄せ下さい。今年秋には同窓会名簿も発刊されます。記念事業には会員の皆様の一層のご協力、さらにはご厚志が欠かせません。引き続き、瑞陵高校、在校生への支援を継続して行うこととあわせて、会員の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。